着物の仕立てと仕立て直し伊藤和裁

子供用着物

リピーター様の3つ目の相談


黄緑色の裏打ち(生地が縮みにくい加工のこと)をした絞り入りの羽織(下段左側の写真)を仕立て直しました。(仕立て替えました。)
今回は着なくなった羽織をお孫さんの四つ身きもの(肩揚げ・腰揚げ・丸み付け)にしました。
羽織を子供用のきものに仕立て直す場合、羽織の衿が付いている身頃は前落しがされている為、四つ身きものの背縫いをして、前・後ろ反対に仕立てています。
この羽織の後身頃は、並幅一杯になっています。 袖丈は、羽織の袖の縫い代を出来るだけ利用して、長めに仕立てています。
お正月・桃の節句・七五三参り、着用できます。
これで、3人の息子さんのそれぞれのお孫さんの着物が出来上がりました。

関連事例:
一つ身の着物と長襦袢
総絞り小紋を子供用四つ身に

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