着物の仕立てと仕立て直し伊藤和裁

男物 事例31

男物紬作務衣上下


このお客さまも、伊藤和裁のホームページをご覧になって、ご注文を頂きました。
ご自宅にある仕立て上がった男物紬の着物と羽織を男物作務衣に仕立て直しました。
仕立て上がった男物襦袢は、作務衣の裏地に使いました。今回の作務衣仕立ても、お客様の着なれた作務衣が見本として、一緒に東大阪市から送られて来ました。【着物染み抜き専科】で着物と羽織、長襦袢を全て解いて、本解き湯のしをします。仕立てた時に付いた生地のスジを取り、縦糸横糸の歪みを直します。それから、仕立てに掛りました。
お客様からの指示は『身巾を3センチ狭く』、『裏地に長襦袢を使えるなら、使ってほしい、ズボンにも』、『ジッパーはボタンに変えてほしい。』などです。ウエストベルトは太めに取り、前の半部から後にゴムを入れています。前はボタンホールを開けて、はき易くなっています。
ご注文通りに男物作務衣上下が仕立て上がりました。