着物の仕立てと仕立て直し伊藤和裁

男物 事例33

幾何学文様の男物浴衣


大阪・十三の毎年、恒例の淀川の花火大会に着用された男物浴衣です。
ネットで検索して、仕立ての注文を頂きました。身長が173センチ、腰回りが105センチと、お客様からは身長と腰回りのサイズを教えてもらい、これを基に、私どもで浴衣の寸法を割り出し仕立てをしました。
男性は対丈で着用するので、身長と腰回りが分かれば、だいたいの寸法が割り出せます。
浴衣は着物と違って、長襦袢と寸法を合わせる必要がないので、少々、短くても大丈夫です。この浴衣は丈が長かったので、内揚げが取れました。標準で男性の内揚げは後身頃、袖丈から1寸、前身頃、2寸下に作ります。