羽織り

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総絞りの羽織の仕立てをしました。亀甲文様の様な総絞りの羽尺です。
仮絵羽の状態で私どもの店に持って来られました。このお客様も長羽織がご希望です。巾出しと湯のしも私どもでしてから、仕立てになります。まずは、絞りの生地ですので布巾を1尺ほど出し、生地の風合いをなくさない様に布目を整え、仕立てれる布巾にします。昔の生地の様で生地の用尺が短く、お客様の希望寸法に羽織丈を出しますと丈を一杯まで使用してしまいます。その為、仕立て上がりの裾の返り代がとても短くなってしまいました。