着物の仕立てと仕立て直し伊藤和裁

子供用着物

誕生から一ヶ月した、妹さん(お宮参り)


本身裁ちの女児四つ身初着(お宮参り)の着物です。
本来、初着は一つ身長着で羽二重生地やちりめん生地の五つ紋付で、下に無垢(むく)の下着を重ねたものですが 十三詣りまで着られるように友禅などの反物一反全部使って四つ身仕立てにすることもあります。
これを本身裁ちといいます。
紋付や絵羽柄のときはいらないのですが 友禅などの反物で仕立てられた初着には、背飾り・袖口の飾り(絹糸の色糸を二目落としで飾る) をします。
写真では少し見難いですが、とても可愛いですよ。
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