着物コート

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衿元の優しい曲線が特徴の伊藤衿道中着、スッキリと美しく着こなせる様に伊藤和裁で考案しました。
表側の可愛い花飾りの紐も、もちろん手作りです。生地をバイヤスに裁ち、細いループを作り、花弁と長い紐を作りボタンを共布でくるんだものを中心に付けています。

内紐は、道中着の長さに応じて一組から二組を作り取り付けています。反物の柄の雰囲気を生かし、柄合わせとしています。そして、上前、下前、身頃、衿元で柄が重ならない様に気を付けて裁ち合わせます。身巾は広くても、狭くても、着用しづらく袖巾も振り側から、きもの、長襦袢の袖が出ない様に広くしています。衿を折って着る事によって、厚みが出てふっくらといい感じになります。バチ衿にする事もありますが、今回の衿型は着やすいという良い点があります。
裏側　八掛けは一尺五寸内外、衽八掛けは、衿下より長く、その少し上から衿下まで衿先布を縫い付けます。
裾フキの巾を揃え、表地と裏地のつり合いを上手にビリ付かない様に綺麗に仕立て上げています。