着物 仕立て・仕立て直し - 伊藤和裁

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着物 お仕立て事例 - 八重山上布の仕立て

八重山上布は、石垣島で織り継がれている麻織物です。明治時代より後に消滅した八重山上布の工程の一つの『手括り(テククリ)』を古い資料から、紐解き(ヒモトキ)、復元させました。白地に浮かび上がらせる絣模様が有名です。琉球王朝時代には、今よりも、色鮮やかなものが織られていました。素材は、石垣島に自生する植物の苧麻(チョマ)で糸を作り、紅露(グーロ)、福木(フクキ)、ヒルギ(マングローブに事)、相思樹(ソウシジュ)、インド藍などで染料を作り、摺り込み捺染(ナッセン)によって、平織り、先染め織物の絣(カスリ)を表現します。織り上げた後に、天日干し、昔は海水に浸し、生地に染料を定着させて、白地は、真っ白に絣の色は、より深く、濃く、光沢を出します。手触り感は、苧麻の生糸は、サラッとしていますが、生地自体は、堅く張りのある風合い、夏物らしく風通しの良い生地です。
今回の八重山上布の仕立ては、そのポピュラーな真っ白な色目ではなく、近年では、多様な色合いの八重山上布の1枚です。
落ち着いた琉球藍色に絣全体に網目模様が表された、色柄共に深い光沢のある国宝級のデザインの着物です。
この上布の仕立ての注意点は、素材が麻織物なので、絹織物とは違い、堅く張りがある為に運針の際に生地の融通が利かなく、縫い手泣かせの生地だと言う事です。縫い後はキセを掛けるのですが。真っ直ぐに折っても、スッキリ折り上がりません。
単衣着物ですので、3つ折りにするところが、袖口、袖振り、衿下などがありますが、中々、一本の巾にするのに大変、気を使います。

 

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