着物 仕立て・仕立て直し - 伊藤和裁

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お仕立て事例 - 味噌漉し模様女物絵羽織の仕立て

味噌漉縞(ミソコシシマ)の縞模様の絵羽織を仕立てました。味噌漉縞文様とは、太い線の格子(コウシ)の中に、細い線の格子を等間隔で、網目の様に配置した格子柄の事を言います。縦と横に小さな格子縞を囲っています。味噌漉しとは、家庭料理で味噌汁などを作る時に使う料理道具で、真竹を材料に使い、形はうどんやそばなど、麺類を茹でる時に使う『テボ』の形に似ています。 竹で編んだテボの側面のデザインに似ている事から、当時の人々が名付けました。
当時、絹の着物は、江戸時代の庶民は、一部の人しか着る事が許されず、一般人は、木綿地の着物を着ていました。
そんな江戸時代には、庶民の普段着として、木綿で織り作られ、生地の色目は、薄い藍染めの色を地色に、紺縞の物が多く、男女共に 着ていました。
今回の絵羽織は、素材は絹製品で、所々に藍色が濃淡にしてあります。仕立てる前に、柄合わせをし、仕立て上がって着た時に、柄合わせが、一番中心に見られる前身頃に柄付けを持ってきて、上前の右袖から、同上前の左右両身頃へ、繋がり、そして、上前の左袖に至ります。そして、もうひとつ、今回は、衿、身頃、マチの柄合わせにも注意して、仕立てています。
羽織の裏地の肩裏は、表地の藍色に合わせて、これも藍色にしています。表地よりも、最も薄く、白色に近付ける様な藍色です。
この肩裏の模様は、鹿の子文(カノコモン)に柄染めした物を使っています。鹿の子文は、絞り染めした物で、そもそもは鹿の赤ちゃんの背中の斑点(ハンテン)をデザインした模様です。

 

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