着物の仕立てと仕立て直し伊藤和裁

着物の仕立て

お仕立て事例 - 浴衣


もともとは湯上がりに着ていた『ゆかたびら』が浴衣の語源です。梅雨明けからお盆の頃まで着用出来ます。浴衣は下に着る物や帯の結び方、着付けも簡単です。
素材は綿が多く、洗濯出来るので、気軽に着用出来ます。仕立ては洗濯しても型崩れしない様に伊藤和裁では要所、要所で丁寧に縫い代も始末も丈夫に仕立てます。
今回の浴衣は大胆な柄なので、柄の配置が難しく、気を付けたのは渦の絵柄が重ならないように仕立てています。ヘラ付けは普通の着物と同じです。縫いは木綿仕立てにしています。背縫いは2本縫い、脇、袖、衽の縫いは耳ぐけ、衿下と裾は3つ折りぐけにしています。衿は着用し易い様にバチ衿です。

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