着物の仕立てと仕立て直し伊藤和裁

着物の仕立て

正倉院文様の色留袖の仕立て


春の花咲く頃の大切な晴れの場にお出掛けの時にお召し頂きたい着物です。
巧みの技で染め上げられ、作り上げられた色留袖は装う方はもちろん、同席の方の心をも魅了してしまいます。

今回仕立てました色留袖は、落ち着いて、どこかしら優しい肌色の地色に唐花文様が見事に調和を見せる30代の方向きの色留袖です。型染め友禅と手差しの併用によって、友禅染めの基本の色、藍、紫、緑、黄土のコントラストが見事に溶け合って美しい調和を見せています。部分的には唐花に鳥を飾り、華やかな柄ゆきに生き物の躍動感をアクセントとして添えています。この色留袖に、いにしえより伝わるエキゾチックな正倉院文様の柄ゆきをモチーフに日本の染織技術の粋を集めて仕上げられた裾模様。高貴で上品な肌色の地色と合い間って侵しがたい落ち着きさえ漂います。

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