着物の仕立てと仕立て直し伊藤和裁

子供用着物

お宮参りに使った産着を七五三参り用に仕立て直しました。


お宮参りで使用した産着です。今度は、七五三用三歳女児着物の仕立て直します。
三歳時は、背縫いが無く、金振りを外して、身揚げ・肩揚げ・袖丸み直し。そして、紐の位置を下げる紐付け替えをすれば、すぐに着れるようになります。今回は、何度も使い廻しをしていました着物なので、汚れても酷く、洗い張りと染み抜きをして、仕立て直しをご希望です。
七・五・三のお目出度い奇数を重ねて、七五三(ヒチゴサン)とひたしみを込めて、呼ぶようになったのは江戸時代と言われています。しかし、今の様に庶民の間で、行事が行われるようになったのは、まだ歴史が浅く明治時代からだそうです。
七五三の三歳児の祝いの意味は、健康で無事に三歳まで育ってくれたことを神様に感謝と報告をし、神社で家族や親せきと祝います。
今回の仕立て直した着物のように柿色のボカシ染め、金糸の刺繍でお目出度い縁起の良い【鶴】・【松】・【雲取り】を背と両後袖には【扇面】の中に表現しています。お子様への成長の願いと感謝が込められています。
着物の模様配置は、桃山時代に考案された肩裾模様配置(左右相称)の着物です。三歳用きものらしく、子供らしい可愛らしい型染めの友禅や明るいボカシ染めになっています。七五三の日のために愛情をもって整えてあげます。お子さんにとって素晴らしい思い出になります。

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