着物の仕立てと仕立て直し伊藤和裁

着物の仕立て

宝石のような螺鈿の付下げ着物の仕立て


しっとりとした艶やかな濃淡のボカシ染めの紫色の生地にさり気なく上品な金箔を施した特別な付下げ着物を仕立てました。
金銀砂子のボカシと本金箔散らしによる霞(カスミ)模様がクッキリと浮き立ち、華やかな光の下で、柔らかな輝きを放つ意匠には、職人の卓越した色彩感覚が息づいています。

この着物をさらに美しく彩るのは、遥かなる西国よりシルクロードを経て、伝えられた貝細工の技法、螺鈿(ラデン)です。流れるような色彩のグラデーションが幻想的な雰囲気を美しく醸し出しています。その優美な流れに沿うように、裾には染めで表現された温かみのある螺鈿と金彩の霞模様が紫地の濃淡とともに宝石のように美しく配されています。滑らかな質感の生地をまとい、一度(ヒトタビ)身を動かせば、螺鈿模様が玉虫色に表情を変えて煌めきます。

伝統ある技法と洗練された歓声が融合した光の芸術を、是非、大切な日の装いとしてお楽しみ下さい。

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